RSS




第11回インタビュー
船水紀孝 氏
1965年生まれ。1985年にカプコンに入社後、アーケード部門に配属され、「スーパーストリートファイターII」シリーズ、「ヴァンパイアセイヴァー」など、数多くゲーム史に残る2D対戦格闘アクションを手掛ける。現在は株式会社クラフト&マイスター取締役。
――船水さんは、カプコンで岡本吉起さんの部下でしたが、一番の教えは?
船水:反対スペース理論かな。売れているゲームがあったら、必ずその反対側には、反対側の要素をもった「売れる」ゲームが存在する。
――と、いうと。
船水:2Dに対する3Dとか。必殺技が「ある」に対して「ない」とか。ドラクエがあったら、ファイナルファンタジーがある。ファミスタがあったらパワプロがある。みたいな。
――同じジャンルで必ず反対側があるという事ですね。その理論を岡本さんはいつ頃に?
船水:たしか25~6歳の時ですよ。今思えば、「若造」ですよね。でも説得力ありましたね。
船水さんは、これまでインタビューした方の中で、もっともゲームクリエイターらしいお方でした。益々のご活躍をお祈りしています。インタビュー本体は週刊ファミ通(9/16売りの9/30号と、9/23売りの10/7号)にて、掲載中。




Copyright © Larcx Inc. 2009-2010 All rights reserved.